米国ETFのSPYDとはどんなETF?
こんにちはたくみつです
今回は日本でも人気のある高配当ETFでSPYDを見ていきます
さっそくSPYDを出しているステートストリート社のサイトから見ていきましょう
まずは概要です
年間の経費は0.07%とかなり抑えられた設定ですね、100万円投資しても年間で700円の管理費用となる金額です
SPYDの特徴はS&P500銘柄縛りなのが最大の特徴ですね、S&P500の中から配当利回りの高い順番で上位80社に均等に投資していくとルール決まっています
それを半年に一回リバランスをしていきます
株価が上がって配当利回りが下がってしまえば売られていき、株価が下がっていて利回りが高くなってきた株をまた組み入れることを半年に一度やっていくことを機械的にやっていくETFです
こういう投資スタイルですから基本的にS&P500の中で不人気の上位80社に投資をし続けるという事ですね 完全な逆張り投資スタイルです
続いてSPYDの運用実績を見ていきましょう
新しいETFなので最大で5年間での運用実績となります
5年間で見れば今のところ7.5%ほど利回りが出ていますね
ただし直近1年間の利回りはだだ下がりでマイナス11.5%です SPYDは元々S&P500の高配当化している不人気銘柄に投資するETFなので余計に今回のようなショック相場に弱いのが解りましたね
でもこういう投資テーマ株なのでこのETFに投資するときは不景気やショック後の株価がだだ下がりしているときほど逆に追加購入しまくって景気が持ち直して良くなってきたときにより良い結果が出るものだと思われますのでゆくゆくは良いETFになると信じて買うタイプのETFになるのだと思います。
なのでかなり我慢強い方や10年後や20年後に結果が得られたらいいやとロングスタンスで投資されたい方向きなETFだと思います。
有名米国高配当ETFの中で一番高い配当利回りが出ていますので(現時点では約4.7%ほど)この配当金をとことんこの不景気で株価が下がっている間にSPYDに再投資しまくって景気が良くなった時においしく配当金生活を送るのもありだと思います
忍耐力に自信がある方はぜひどうぞご検討下さい。投資は自己責任でお願いします。
では次にに組み入れ銘柄を軽く見ていきましょう
このETFは加重平均型のETFではなく全銘柄均等に購入するETFなので組み入れ上位銘柄だけを見てもあまり参考にならないかもですが、、、
ぶっちゃけインベスコ(QQQでも有名ですね)とCBS(TVですよね)とゼロックスしか分かりません 金融系が多いように見えますね
最後にこちらが重要なセクター構成比率です
1位が金融系で3割に近いです
2位が不動産系ですね15%越えです
3位がエネルギー系で12%ほどです 以上1~3位のセクターで65%を占めている感じです
特にコロナショックで環境の変化があってダメージがデカかった分野ばかりですね、これは株価が下がってしまうのは必然だと思います
ですがさすが投資テーマ通りに不人気銘柄への逆張り投資がきっちりとおこなわれている印象です
このように運営会社が出しているETFの情報だけでもしっかりと確認すれば何故今の株価になっているのか?とかが解りますよね
大切に貯めたお金を投資するのですからこのようにきっちりと個別株やETFの情報を確認して投資することをお勧めいたします
このように分かってETFを購入していれば今回のコロナショックのような時にもなぜ株価が暴落したのかやどうやってこのETFで投資をすべきなのかが見えてくると思います。
暴落時に焦って一番株価が下がっている時に投げ売りしてしまいお金が吹き飛ぶのが一番最悪な投資の仕方になってしまいます
各投資先の特徴を踏まえて、ご自身の投資スタイルに合っている投資先に投資すべきだと思います
ちょっとずつでいいと思いますので一緒に理想の投資先の勉強をしませんか?
ではまた〜