米国高配当ETF HDVとは
こんにちはたくみつです
高配当株75社を組み入れています
特徴は
①米国の有名+優良な企業に投資する
②財務状況が健全でかつ配当金が比較的に高い企業75社に絞られている
③インカム(配当金)狙いの投資家向け商品である
以上がHDVの売りになっています。
我々好配当株投資家は②の所が特に重要ですね!
財務状況がしっかりとチェックされていますし、ここの財務状況が悪くなった企業は自動的に省かれることになりますので、わざわざ各企業の業績などを確認する必要もなくお任せで高配当株投資ができることになりますね最高ですね
今度はパフォーマンス推移を見てください
2011年からコロナショック前の2020年までは気持ちいいくらいの右肩上がりのパフォーマンスでしたね
ただしコロナショック後は未だに2020年1月末ごろの株価までは戻っていません
S&P500種やダウ平均などは完全に戻っていますし最高値も更新していますので明らかにHDVはパフォーマンスが悪いです
この結果から株式金額(投資金額)の最大化を目指したい方は素直にS&P500系の投資信託かETFを買い続ける方が良いのが見て取れますし
HDVなどの高配当株投資はやはりインカム(配当金)が定期的に入ってくることが特徴ですのでインカムが定期的に欲しいと思われる方が投資すべき投資対象だと思います。
続いて組み入れ銘柄TOP10を見ていきましょう
1位はXOM エクソンモービル 只今逆風中の石油系大手ですね 配当金が凄まじいことになっています
2位は T 大手通信系です 日本のNTT(ドコモ)みたいなところですね ここも今は配当金が高いです
3位はおなじみのJNJ ジョンソン&ジョンソン
4位はこちらも大手通信業界のベライゾンですね。日本でいえばKDDIでしょうか?
5位はシェブロンです XOMと同じく石油系大手です
6位はこれも日本でお馴染みのP&Gです
7位はこれもよく聞くファイザー製薬会社ですね 最近ではコロナのワクチンで最初に承認された会社で有名になりましたね
8位はコカコーラ
9位はシスコ 世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社である。ルータなどの機器
になっています
TOP10社中エネルギー2社、通信業界2社、ヘルスケア3、社生活必需品2社、情報技術1社とかなりバランス良くセクター配分を分散化していますね
上位5社はかなりの高配当銘柄たちです その5社でほぼこのETFの50%を占めてしまいますしTOP10でこのETFの70%を占めますのでこのTOP10社はどういう企業かきっちりと把握しておきましょう
続いてセクター配分です
ヘルスケアが最大で20%続いてエネルギーセクターもほぼ20%通信系と生活必需品が共に15%づつでこれだけでETFの70%を占めています
これからの脱炭素時代にエネルギーの更にゴリゴリの石油系大手の2社がガッツリ入っている事と上位10社でこのETFの7割を占めてしまう事この点をどう踏まえるのかポイントになってきますね
もっと多様な企業で分散投資したければやはりVYMがいいですし
各セクター別にもっと分散したければ各セクターETFを購入する方がいいかもしれません
次回はもう一つの高配当ETFであるSPYDを見ていきたいと思います
ではまた!