米国ETF④ 人気の高配当銘柄 VYM
こんにちはたくみつです!
今回はバンガード社から出ている高配当株ETFであるVYMを見ていきましょう
大型株の中でも、予想配当利回りが市場平均を上回る銘柄を組み入れたETFになります
純資産総額 26.28billion 262億ドル 日本円で約2兆千億円
経費率は0.06%
配当利回りは現在3.13%です
現在人気のある高配当株系ETFはVYM HDV SPYDと3種類ほどありますがこのVYMが一番配当利回りが低いです
HDVが現在3.78%ほど SPYDが現在4.5%ほどで この2つに比べてもかなり少ないです
では具体的な情報を見ていきましょう
今年の頭からすると-2.2%ほど株価が下がっていますね コロナショック前の株価に現時点では戻っていないという事ですね 5年間で見た場合は9%ほど出ていますね
S&P500やグロース株銘柄はとっくに株価が戻るどころか逆にコロナショック前よりも株価は上昇していますので現時点ではグロース株有利の相場になっています
景気が回復するにつれてこちらのようなバリュー株(オールドエコノミー)タイプの株価もじわじわと上がってくるのではないでしょうか?
投資対象銘柄上位の構成と過去5年間の推移データです
ジョンソンエンドジョンソン
P&G (日用品でよく見る)
銀行最大手JPモルガン(日本の東京三菱FGみたいな感じ)
ファイザー製薬
ウォルマート(イオンみたいな感じ)
AT&T(NTT&ドコモみたいな感じ)
となっています、日本でもよく見る会社が1.2位ですね
グラフは過去5年間の約100万円に対する評価の推移です 5年間で155万円ほどになっていますね
着実に上がってきている感じですね コロナショック前で160万円近いところから120万円付近まで急落しているのが分かります
過去10年間で見た平均利回りと約100万円を投資した場合の10年間の推移です
10年前からVYMに投資を100万円投資をしていたら2020年11月時点では300万円まで増加していますね
コロナショック時点でも240万円ほどですので倍以上は資産が増えています
早めに投資を始め長く期間を取ればとるほど結果が付いてくるという事ですね
次の表はセクター比率です
金融系が1位 2位が生活必需品 3位がヘルスケアとなっています
4位で公益企業(電力会社系)です
やはりVYMは安定企業が多い印象ですね
分配金額と権利落ち日です
年間の分配金が約2.85ドルです(年4回分の合計)現在株価91ドルに対してですね
VYMを100株持っていたら年間285ドル入ってきます
91×100=9100ドル(現在レートで約95万円)配当285ドル(約3万円)税引き前です
やっぱり1000万円分ぐらい(1000株ほど)持ってないと配当金だけではまとまった金額になってきませんね~
ただ10年前に300万ほど購入していたら今頃は1000万円に近い金額まで増えていたことになります、そうなると配当利回りだけで3%台で30万円ほどの金額が毎年入ってくるという事になってきます
こうなると意味が変わってきますよね スケールメリットを感じます
もしこのままの株価の動きがあと10年続いていたら・・・・1000万円だった資産は・・・3000万・・・同じ配当利回りが続いていれば配当金だけで90万近くになりますね
こういうような安定優良ETFなどに20年間投資を続けてみませんか?
20年間ただ貯金をするだけではこのような結果は絶対に起こりませんよね、株式投資というリスクを取ったが故のリターンになります
私は超長期間投資の恩恵をゆっくりと味わいたいと思っています
ではまた!