日本の高配当株式②通信系 NTT編
こんにちはたくみつです!
今回は日本の通信系高配当株式 NTT と KDDI です
最近は菅総理のお陰で株価が絶不調な通信業界ですがキャッシュフローの安定感が半端ない企業です
今回の菅総理案件で通信系の売り上げ高は徐々に下がって行くでしょう、ですが株価が下がってきて配当利回りが高くなってきたらそこは買い時になるのではないでしょうか?
最近ではNTTがドコモを買収して完全子会社化しましたその結果NTTの株価が上昇
さらにドコモが新しいahamoという商品を出してからもう一段上昇しています
結果、菅案件で株価が下落した時が最近では1番良いタイミングだったように思います
ちなみに自分はそのタイミングで仕込めませんでした‥涙
今回も株探様のサイトから見ていきましょう
まずはNTTからです
時価総額は10兆円超えですね
PERは現在で11倍 PBR1倍ほど 配当利回りは3.79%です
ちなみにNTTの第一位の大株主は財務大臣です32%以上お持ちですね、いわゆる物言う株主です
今回のデータではまだドコモの分が完全連結されていませんが来年からはここにドコモの分の利益が全額入ってきますので益々盤石な体制になるのではないでしょうか。
1番重要な一株益ですが実は今年の3月決算時が過去最高であるためにピンクで表示されていますね
EPS231円に対して一株配当金が142.5円でしたので配当性向は61%ですね
まだまだ安定感のある数値ですから安心して配当金が出せていける状況ですね
下側のフリーCF(キャッシュフロー)をご覧ください
前年度から倍近く増えていますね、フリーCFは安定して配当金を払うためにも重要な数値です
それだけ企業が余力を持っているという事にもなりますので配当株投資家はこちらもチェックしておきましょう
次は年度別の売り上げ高です
1997年度から前年比でプラスである赤色数値が多いですね
過去25年間でマイナス成長は7回で最大でもマイナス2.6%程です
最高売り上げ高はこちらも今年の3月決算時でした、毎年微増ながら着実に売り上げ額が上がってるんですよね
売り上げ高が最高値を取ってきているからEPSも過去最高値になっているという事です
EPSが上がっていれば今度は増配にも繋がっていく事になります、なので毎年の売り上げ高推移はしっかりと確認していきましょう!
でも流石に来季予想は下落していますね
NTTでもコロナ禍の影響が多少出たのでしょう、ですが前年比3.4%程度の減益予想ですから本当に軽微な影響という事なのでしょうね
通信系インフラなのでこの様なショック相場でもディフェンス力に優れている証拠が見て取れますね
次回はKDDIを見ていきます
ではまた!