デフレの日本の件
こんにちはたくみつです!
今回はインフレとデフレについてお話しさせていただきます
大切なことですのでぜひしっかりと理解しておきましょう。
ではインフレとは何か→物の価値が上がること
1つ100円で買えていた缶ジュースが110円になる→*結果お金の価値が下がったという事になる
デフレでは逆の事が起きる→物の価値が下がる
一杯400円の牛丼が350円に値段が下がった→お金の価値が上がった事になります
日本では長い間デフレが続いてしまって物価がそれほど上がっていません、ですが実は世界では日本がデフレの間も着実にインフレが起こっており物の価値が上がっています
そして物価が上がる事で企業側の収益も上がって、企業で働いてる労働者の賃金も上がっていきます更に国に税金を支払う額が増えて、また国の財源が増えた分を公共の為に使うことで最終的に国民に循環していく
こうやって国の景気が良くなっていくことが理想的な国の運営です
世界では各国の中央銀行(日本では日銀)や国のインフレ目標を年平均2%にする事を目指して行動しています
安倍元首相も良く言っていましたね
ですが日本は長らくデフレ不況から脱却できず未だに1%も超えれていません
これでは皆んなのお給料も上がりませんね…ここで言いたいことはこれではなくて本来なら毎年物価が平均で2%は上昇していく可能性があると言いたいのです
物価が年平均2%上がっていくという事はお金の価値が年2%下がっているとも言えるという事です!←ここ重要!
という事は毎年お金を貯金して1年間で100万円貯めたとしても来年にはその100万円の価値は去年の98万円の価値に目減りしているとも言えると思います
お金の価値が知らず知らずに下がっていくこれは実は昔からずっと有る事実です
昔のお年寄りの方々の月給とか聞いたら少ないって思いましたよね月3万円だったとか聞きますし
自分も最初の初任給は14万円ほどでした、今ではたぶん18〜20万円ぐらい有りますよね
これくらいのインフレが知らず知らずに起こっているという事です
なので貯金だけしていてもお金の防衛にはならない可能性があります、徐々に減ってしまいますからね
なので最低でも資産(預金も含む)の価値の上昇が年平均2%を超えていなければ資産価値が減っているということになります、預金金利+0.01%では足りないのです
恐ろしいですね…デフレの中にいる日本だからこそあまりインフレの実感がないのですが海外旅行などに行かれる方はわかっていると思います
海外で(特に先進国)ランチを食べる時に「ランチ金額設定高くない」って思いますよね
市中の物価を表す指標で分かりやすいのがありますそれはビッグマック指数です!そうですマクドナルドのビッグマックの一個のお値段でその国の物価を見ようって考えです
2020年度の世界のビッグマック価格
現在はこんな感じです
アメリカで613円…高い
スイスに至っては驚異の741円です
日本は390円 スリランカより安い…
多少為替の影響も出ていると思われますが北欧系は物価高!って思いますよね、ほぼ2倍って…
これは国別の年収でも表れています
1位はモナコ 2000万円超えてるんでちょっと次元が違い過ぎるんで消しておきます
やっぱりビッグマック指数馬鹿に出来ませんね近い結果が出ています
スイス強い〜908万円!平均年収ですからねこれ…
日本で449万円…22位だから悪くないんでしょうけどね、だから最近世界の観光客の皆様が日本へ来ていたんでしょうね物価が安いから、昔は逆に高いイメージでしたけどね日本。
話がだいぶ逸れましたが、今世界の国でコロナ不況対策として中央銀行が政府がお金をばら撒きまくっています
その結果当然お金の価値が将来的に下がっていくと思われます、物価もきっと上がっていきます、インフレが近づいています
現金を預金するだけでは将来的に価値が減っていきます(銀行の預金金利が少ないので)、株式や債券に替えておけばインフレに対抗できます。
必要な現金は手元に残して余剰資金は投資に回しておいた方がいい時代が来ているかもしれません
信じるか信じないかは貴方次第です!!